2007年 03月 12日
どれくらいの速度で生きれば、
君にまた逢えるのか。 せつな過ぎて死にます。 登場人物の心象を人物の表情に頼ることなく、 とことんまで風景で見せる手法。 グサグサと心に突き刺さる裸の言葉。 美しい景色と、そこにある思い出。 声優ではなく俳優を起用したことにより生まれた登場人物の初々しさ。 どれもこの作品には欠かせない要素だと感じました。 この作品のテーマソングには山崎まさよしのヒットナンバー 「One more time, One more chance」が使われているのですが、 実際観終わると、 この曲を使ったこのシーンのためだけに、 この映画を作ったんじゃないかと思ってしまうくらいにはまっています。 ネタバレ→というかラストにこの曲が使われたらもう切ない結果にしかならんよな実際。 それ以外にも使われている楽曲があるのですが、 まさに自分が青春というか思春期ど真ん中時に聴きまくった曲が流れるもんだから、 それだけで胸に何かを穿たれたような気持ちになります。 わりとネタバレ↓ 物語は主人公の時間の進行に沿って進んでいくので、 身の回りもどんどん変化していきます。 もちろんヒロインも時間の進行に伴い成長して、声優さんが変わるのです。 しかし主人公の声優さんは変わらないんですよ。 これがまた心にグッサーと突き刺さります。 これ以上記載するのは野暮なので何故かは説明しません。 感じてください。 単館上映なので、スクリーンで観られない方は ヘッドフォンで外部の音をシャットアウトして 観ると良いかと思います。 #
by dancingflower
| 2007-03-12 19:24
| 映画
2007年 03月 12日
真夜中の博物館、
そこで起きる夜毎の奇跡。 自分が子供の頃感じた、思ったこと。 今でも時折思ってしまうことが起きてしまう。 懐かしい子供の頃に観た娯楽映画の興奮と感動を思い出させてくれる、 すばらしい作品です。 使い古された言葉を用いるならば、 大人が観ても、子供が観ても楽しめる作品。 しかしながら、 ここ数年流行の絶対悪を相手にしての戦いや お涙頂戴のシーン等はなく、 純粋に純粋に「楽しい」と思わせる作品です。 テンポの良い展開。 解り易いストーリー。 日常と非日常のギャップ。 適度に散りばめられたユーモアとギャグのセンス。 映像と音の一体感。 適度に織り込まれた史実とフィクションの融合。 娯楽作品としての正しい在り方だと思います。 是非スクリーンで。 #
by dancingflower
| 2007-03-12 14:42
| 映画
2007年 03月 11日
龍が如くは原作ゲームが超好きで、もちろん2もクリアしました。
もうこの映画は神室町のモデルとなった歌舞伎町の劇場で観る他ないじゃないか! と思ったら劇場前売りチケットも歌舞伎町の劇場分だけ即完売ですか。 何人俺がいるのかと。 で、映画の内容ですが、 オリジナルのゲームに群像劇のスタイルを重ねたものとなっておりますが、 やはり2時間弱という短い尺の中で複数の主人公を立てるのは無理があるよなぁ。 というのが素直な感想。 以下ネタバレ含む。 あと、 唐突に始まる物語、端折られまくる展開、語られない桐生他主要登場人物の過去、登場後30秒で退場するゲームでのヒロイン、本筋に絡まないオリジナルキャラクター、一言も話さないままに死んでゆくゲームでのラスボス、曖昧なまま無理矢理決着をつけられる因縁、動かない主人公、テーマソングと物語テーマの食い違い など、枚挙に暇がないです。 ビジュアルやキャラの造詣などはとてもとてもすばらしいものですし、 北村一輝と岸谷五郎は個人的にとても好きな俳優なのでこのへんもポイント高いのですが。 いかんせんその人物のバックボーンとなる物語部分が薄すぎた(特に主人公である桐生)為、魅力を描ききれてないのがもったいないなぁと感じました。 ゲームやってるおれが観た分には「うおおお桐生ちゃんかっこえええええ!」なのですが。 しかしゲームやってない人がこの映画観たら、ただでさえ群像劇スタイルで各人物の 描写が浅くなるところに本筋ストーリーが端折られてることが重なってもう訳がわかんないんじゃないでしょうか。 たぶんおれがこのゲームの原作しらずにこの映画観たら 「ああ、やっぱゲーム原作なんてそんなものか」と思ってしまいそうで怖い。 そんな作品でした。 最近作ではデッドオアアライブもその辺が心配かも。 昨年のサイレントヒルは映画史に残るくらい素晴らしい作品だったと思うのですが。 とかなんとかいいつつ、結局DVD買っちゃうんだろうなぁ。 2月~買った・読んだ本 森博嗣「すべてがFになる」 森博嗣「冷たい密室と博士たち」 西尾維新「刀語(2)」 西尾維新「刀語(3)」 清涼院流水「パーフェクトワールド(2)」 清涼院流水「パーフェクトワールド(3)」 枡田省治「鬼切り夜鳥子~百鬼夜行学園~」 日本橋ヨヲコ「少女ファイト(2)」 井上和郎「あいこら(6)」 杉田尚「斬(2:完結)」 2月~買った・遊んだゲーム モンスターハンターポータブル2nd カプコン ストリートファイターZERO3ダブルアッパー カプコン #
by dancingflower
| 2007-03-11 03:23
| 映画
2007年 02月 15日
とくに書くこともなかった(つーか7割くらい特記事項なんてないわけだけど)
ある日の手帳のページにかいてあった一言。 ブックカバーほしい なんだか微妙にさびしい。 まぁ欲しいんですよ、ブックカバーが。 それも複数種。買う本買う本がサイズバラバラすぎてこまる。 でもどこにうってるとかイマイチわからんし、売ってても欲しいサイズがないのよなぁ、、、。 TSUTAYAで グラミーノミネートコンピ2007を購入。 すっかり買うの忘れてたグウェン姉さんの2nd「 The Sweet Escape 」 名前だけはしってたけど買ってなかった クリスティーナアギレラ「 back to basic 」 MIRI BEN-ARI 「 THE HIP-HOP VIOLINIST 」 を併せて購入。 ついでに逆転裁判4の予約しようと思ったら 初回分はいくつ入るかわからんからまだ予約できないっていわれた。 こまめにチェックしとこう。 ウィッシュルームが売ってません。どこにありますか! #
by dancingflower
| 2007-02-15 02:48
2007年 01月 31日
ネット上での知り合いの方が連載していた漫画が此度単行本となりまして、
こりゃ是非とも買わねばと意気込み先日五反田の本屋に立ち寄ったのですが、 入店したところで「自分は何を買いにここに来たのだろう」 と頭を悩ませる事態に陥りました。 何かを買いにきたこと自体は覚えているのでフラフラと店内を徘徊していると、 気づけば手元に数冊本が積まれているわけですよ。 そのまま何を買うんだったんだろうと考えながら会計を済ませ、 家に帰ってネット上でその人の名前を見かけてようやく 「ああ、おれこの人の本買うつもりだったんだ」と思い至るのです。 別にこういったことは今に始まった訳ではないのですが、 これはいささかヤバイぞ、と思い手帳の隅っこに「買うものリスト」を記すことにしたのです。 「かみてか」 「夜は短し歩けよ乙女」 と。 で、翌日また仕事帰りに本屋に寄り、おもむろに手帳を開くのですが、 「かみてか」がみつからないので店員さんに聞く。 「すいません、○○社の漫画単行本で、かみてかというのはありますか?」 -----正式タイトル:オオカミの手かします!----- ………… そんなこんなで目的の2冊とも入手したのですが、 レジにいくころには4冊になってるのは気のせいですかね。 一月分読んだ(読んでる)本 化物語(下):西尾維新:講談社 刀語(1):西尾維新:講談社 西尾維新クロニクル:講談社 パーフェクトワールド(1):清涼院流水:講談社 DDD(1):奈須きのこ:講談社 ピーターパン・エンドロール:日日日:新風舎 xxxHolic(10):CLAMP:講談社 GUNSMITH CATS BURST(3):園田健一:講談社 現代視覚文化研究:三才ブックス 言いまつがい:糸井重里:新潮社 あといろいろ。 ちなみにここ数ヶ月どこの本屋に行っても 森博嗣の「すべてがfになる」がないんですよね。 四季シリーズとか最近のはあるんだけど。 やっぱ読むなら最初から追いかけて読んで行きたい気がする。 「マリア様がみてる」は毎回新刊買ってるけど話が短いせいか いつでも読めるや、となって結局最近の5冊を読んでなかったり。 瞳子がえらいことになってるらしいですが果たして、、、? ゲーム: 龍が如く2がようやく十三章です。 世界樹の迷宮はなかなか先にすすめません。 錬金術師をパーティに組まなかったのがまずったか。 メタルギアソリッドPOPSはPSPを修理するためプレイ不可能。 #
by dancingflower
| 2007-01-31 19:43
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